東海地方の中核都市として発展を続ける静岡市
日本の中央部に位置する静岡県静岡市。今川氏の治世から戦国時代を経て、大御所徳川家康公の城下町となり、長い歴史の中で独自の文化や産業を育んできました。1988年には市制施行百周年を迎え、2003年4月1日、隣接する清水市と新設合併しました。2005年4月1日には政令指定都市となり、都道府県並みの権限を持って迅速かつきめ細やかな行政サービスを提供しています。
静岡市の面積は全国で5番目に広く、県庁所在地としては日本最大です。この広大な市域を日本の物流の大動脈である東海道の主要幹線が貫き、産業・経済に活気をもたらしています。お茶、イチゴ、ミカンなど全国的にも有名な農産品が栽培され、プラスチックモデル、家具、雛人形に代表される製造業も盛んです。また、開港から一世紀以上の歴史を持ち、国の国際拠点港湾に指定されている清水港での交易は、静岡市の経済において重要な役割を担っています。
静岡市では、これらの持てる地域資産を生かし、スポーツを愛する全ての皆さまへ安心した環境を提供できるよう、改革・発展に努めています。
気持ちが和らぐ人と土地の暖かさ
豊かな自然環境は、静岡市の大切な地域資産の一つです。市の北側には南アルプスの壮大な山々が控え、豊かな森林や河川の風景は、訪れる人々の心をいやします。南側には、水深2500mの日本一深い湾として知られる駿河湾があります。広い市域に多様な地形が拡がり、都市と調和をなしています。


冬場でも過ごしやすい太平洋側気候
静岡市は温暖な海洋性気候の地域です。月平均気温の平年値は16.5度。夏場は高温多湿ですが、冬場は雨量が少なく乾燥した日が続き、平地では雪はほとんど降りません。1984年~2013年の30年間における年間平均日照時間は日本の47都道府県の中で第4位。日照量の多さは静岡市の特長の一つです。
